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親父たちよ

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  • from: クマさんさん

    2011/02/12 20:15:07

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    自転車泥棒に告ぐ

    車を運転しながら、時々台詞を繰り返したていたりする。
    ああ、後一カ月で本番なのだ。
    水曜日にりゅうとぴあ劇場で、初めての稽古があった。
    あの舞台に立ち、客席を観た時、初めて緊張で足ががたがた震える気がした。
    人生の舞台に立つ。
    本当は、毎日毎日私たちは、その舞台に立っているのだ。

    自転車については、未だに何の連絡もなかった。
    盗んだ人は、今はすっかり泥棒したことも忘れて、
    遊びほけているんだろうなあ。
    ちょっと歩きたくなかったから、
    ちょうど鍵をかけない自転車が目の前にあり、
    鍵をかけないことが悪いのだと、
    気軽に人の物を盗んで乗りまわす人間が今は多いのだと警察から聞いた。

    何度も何度も再犯を繰り返すのだそうだ。
    心が病んでいるなぁと想いつつも、
    そうした自転車泥棒がたくさんこの世の中に生存しいる事実には驚かされる。
    泥棒だ。
    しかし、泥棒だとは自分のことを理解できない愚かさが、
    今の人たちを象徴しているのかもしれない。
    自分さえよければ、人などどうでもいいのだ。

    しかし、その人も自分の自転車を盗まれる日が来たり、
    泥棒する人間何ぞ仲間から捨てられる人間なんだと、
    いつか酷い目に合って気づく日が来るだろうとは思っている。
    人は、そういう意味では、平等だとは思っている。
    人に対して酷いことばかりした人間が、幸せな人生を送れるはずはないのである。
    自転車泥棒を繰り返す仲間がいたら、その人を人は信頼するどころか、
    その人から離れて行くはずである。

    そして、泥棒という汚名は、残念ながら一生その人にはついてまわるのである。
    一緒に盗んだ仲間であろうとも、直接盗んだそいつが泥棒なのだと蔑んでいるはずである。
    信用のできないやつ。酷いやつ。人間として屑なやつ。

    私を交通事故で死なせかかった爺さんは、未だに「謝罪」に来ていない。
    しかし、これを法律で断罪することはできないのである。
    つまり、ここだと私は思う。
    私も過ちを犯し、人様に迷惑をかけることがこれからもたくさんあるだろうが、
    「謝罪」することで、何か原点に戻れるのだ。

    しかし、この爺さんも、自転車泥棒も、「謝罪」がない。
    人に対して惨いことをやりっぱなしで、逃げている。
    そんな人間にろくな人生がないことを、私たちはよくよく知っている。
    自転車泥棒は、一生自転車泥棒で生きねばならないのだ。
    自分が親になり、子どもが自転車泥棒をしたら、
    「よくやった。」と褒めるのであろうか。

    そうでなくなるためにも、「謝罪」に来てほしい。
    爺さんと、その哀れな自転車泥棒さんには。

    たった一回の人生という舞台では、
    やはりささやかでもいいから全うに生きたいものだと私は思う。
    自転車泥棒さん、まだまだ人生やり直すチャンスはあるんですよ。
    ぜひ「王瀬の長者」の舞台をご覧ください。
    そして、何かを心で感じたら、せめて自転車だけは黙って盗った場所に戻しておいて。

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