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  • from: クマさんさん

    2011年03月09日 05時57分24秒

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    受験の朝

    昨日は、次男の卒業式だった。
    そして、式の最中に長男の合格発表があった。
    壇上に上がり、大きくなった次男の姿に感動した。
    彼は彼なりにこの仲間たちとしっかりと生きて来たのだ。
    何だか親として誇らしく思えた。

    10時を過ぎたが、メールが届かなかった。
    長男のことだから、発表に間に合わなかったのだといい方に考えた。
    しかし、胸騒ぎがした。
    どうしたのだろうと心配になった頃、
    「受かったーーーーっ。」というメールが飛び込んできた。
    式が進んでいる最中である。
    妻は「良かった。」と泣き出し、私も涙が止まらなかった。
    こんな歓喜の瞬間を親として感じられるのは、
    長男と次男がいてくれたおかげだった。

    これで安心して式に迎える。
    卒業生である私は、これが最後の中学校の校歌となる。
    改めて、この校歌の意味を考えながら歌ったら、
    この美しい歌が伝えるものが、深く、愛情と希望にに満ちた歌であったことが分かり、
    涙が溢れて歌えなくなってしまった。
    私も卒業生と一緒に、先生方や両親に愛され、励まされて育てられて来たのだ。

    「正義」「勇気」「ど根性」は、この激動と混迷の時代こそ必要なのだ。
    この校歌、戦後復興間もない時に、誕生した校歌だった。
    新しい日本を創る。そのために学問はある。
    新たな時代の黎明期に、その力を発揮することを期待されていた中学生。
    「輝け 知識 この国に」
    教育にむける熱く、真摯な想いは、今もこのY中の先生方には生きている。
    凛とした、実に美しい人間の姿を、この卒業式で見せてもらった。
    この校歌と生徒たちの凛々しい姿に、やはり涙は止まらなかった。

    人は、人に育ててもらって生きて来たのだ。
    それもとても深い愛情と優しさと慈しみによって。
    だから、人は独り立ちして、独りの道を歩いて行ける。
    教育とは、そういうことなのだ。
    惜しみなく、豊かに、ひたすらに子どもたちに向かい、励まして行く。
    そんな教師の一人でありたいと、卒業式で改めて想った。

    本日、高校受験だ。
    これまでの彼なりの努力の成果が十分発揮されることを期待する。
    よく頑張ってきたよ。
    言えるのは、それだけだ。
    この土壇場になり焦りを感じている次男だった。
    彼もここからは、自分の人生に向かって、自分の足で歩きだす。
    「正義」「勇気」「ど根性」
    私もこれで生きて行く。
    彼にもこれで生きて欲しい。

    私が次男と同じ高校を受ける5人の生徒を車に乗せる。
    新潟駅まで送ることになった。
    責任重大である。
    しかし、これも一つの親父としての思い出である。

    祈 全員合格

    さて、夜が明けて来た。
    雪が無くて助かった。

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