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親父たちよ

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  • from: クマさんさん

    2011/07/11 06:48:35

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    ほんの少しのシフトチェンジ

    梅雨が開けたそうだ。
    すっかりと夏もようだ。
    朝からぎらぎらのお日さまの光が我が家に差し込んでいる。
    私に関係なく時は流れる。

    「困っている人がいたら、通り過ぎない」感性。
    ふとこれだなぁと気付くことに何度か出会った。
    「かさこ地蔵」の爺様がまさにそれだった。
    この物語の凄さは、この爺様の生き方と婆様の優しさに在ったのだと、
    私は、脚本を書きながら気付いたものだった。

    次に、日本理化学工業の大山さんのことだった。
    柏崎で講演会があったので、連れて行ってもらった。
    チョークを作るこの会社では、全従業員の7割は知的障がいのある人なのだ。
    「それで仕事は成り立つのですか?」という素朴の疑問に、
    きちんと日本でのシェア32%で応えている。
    初めは、一人の特別支援学校の教師からだそうだ。
    「どうかうちの学校の子を就職させてください」と何度も何度も頼みに来たので、
    2週間だけ試みに仕事をさせようと二人?を受け入れたそうだ。
    すると二週間たち今日でおしまいという日に従業員たちがやって来て、
    「この子たちをこれからも使って欲しい。」と願いでたそうである。
    とても真面目に、一生懸命に働く子を、このまま内で働かせたいという想いからだった。

    柏崎のこのフォーラムは、地元の有力企業の協議会が主催していた。
    「地域での経営と福祉とを考えるセミナー」実行委員会。
    経営と福祉とを一体に考え、
    地域をベースに共に理想を実現して行こうと言う姿勢に私は感動した。
    それは、形だけのものではなく、本気で福祉を通して地域を変え、
    そのために各企業は持てる能力と人的な力を活かして社会貢献しようと考えているのだ。
    「見過ごさない」それを企業のグループが率先してやろうとしている。
    こんな時代が来たようだ。
    柏崎は、地震による被害を受け、見事に地域づくりをしながら復興を遂げた町である。
    この人たちがいたれぱこそ・・・。
    ある企業の社長さんの熱意ある話には、感銘を受けた。

    「困っている人がいたら、通り過ぎない」
    「困っている人のために声を出す」
    「傍観者にはならずに、自分もかかわり、当事者になる。」
    そこに、福祉の本来の生き方と行き方があるのだと私は想った。

    でも、これだけなのだ。
    でも、これだけでその人の人生観は変えられるのだ。
    「世の中の傍観者」から、「世の中にかかわれる人」へ。
    ほんのちょっとのシフトチェンジで、
    幸せを実は人は発見できるのである。

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