新規登録がまだの方

下の[新規登録]ボタンを押してコミュニティに登録してください。

新規登録(無料)

登録がお済みの方はこちら

コミュ二ティポイントのご案内

詳しく見る

親父たちよ

親父たちよ>掲示板

公開 メンバー数:62人

チャットに入る

サークルに参加する

サークル内の発言を検索する

新しいトピックを立てる

サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。

閉じる

  • from: クマさんさん

    2011年09月16日 06時07分14秒

    icon

    大きな力が働くと

    女性の映画監督が、世界中の映画監督に呼び掛けて、
    それぞれの監督に3分25秒の映画を創ってもらい、
    昨日、京都の寺院で臨時のスクリーンを設置して、上映会を開いたそうだ。
    そのテーマは、「東日本大震災 3.11」だった。
    私たちがこの震災を通して、気づき、学んだことは何か。
    自然とはいったい何であり、人間はその歴史の中でどのように関係を作って生きて来たのか。
    原発に対する率直なメッセージを通して、人類が守るべきものは何か。
    それぞれ世界的な有名監督が超短編の中で想いと願いを込めて創った作品だと言う。

    3.11以降、私たちの生き方は変わっただろうか。
    「家族を大切に生きている。」
    「人には、優しく接しようと努力している。」
    「死を考えることで、生きることを考えるようになった。」
    「自然とは、恐ろしく、脅威な存在であるが、とても豊かで、あたたかい存在でもある。」
    「放射能で自然環境を汚染することは、命のつながりが断たれるということだ。」
    「いかに今自分が生きている地域・故郷が大切な存在であったことか。」
    「自分は人のために何ができるのか。」
    「その人たちをどう支援し、どう励まして行くのか。」

    3.11以降、人は、人のことを考えるようになり、
    人はいかに生きるべきかをも考えるようになった気がする。
    壮大な無常を目の当たりにして、
    涙に体が震え、うめき声しか出なかった私。
    映し出される映像の想像を絶する事実に、
    ただただ恐ろしさと悲しみとが押し寄せて来た。
    その二日後に私は舞台に立ち、滂沱の涙を流し、
    水門を開けて洪水から町を守るために、大水の中に飛び込んで行った。
    その日、二回私は舞台で死んだ。
    本当に私はあの日、死んだのかもしれなかった。
    涙に体が震え、震災にあった東北の人へのメッセージを語りながら泣いた。

    3.11以降、私たちは何かを決意して、生き方を変えただろうか。
    シネウィンドで「無常素描」というドキュメンタリー映画が上映される。
    それは映画監督がカメラを担いで震災一カ月後の現地に行き、
    震災と震災に会った人々の悲しみと絶望とに出会ったままを撮った映画だそうだ。
    「無常感」そうだった。西行の言葉にもある。
    この世とはもともと無常なものなのだという、その事実を私たちは忘れていたのだ。

    短編映画の作者たちは、その「無常感」をとらえ、
    それぞれの視点で、その無常な世の中で生きる幸福感や希望を表現しているらしいのだ。
    「何も語りあわなくても、やっぱり家族がいてくれる安心感」
    「自然への畏敬を取り戻そう」
    「放射能を今でも創り続けている人類とは、本当は愚かな存在ではないだろうか」

    3.11以降、私は一つの脚本を書いた。
    「王瀬の長者 復興編」だ。
    これはある意味問題作になるかもしれない。
    しかし、私たちは言うべきそのことをはっきりと言わなかったから、
    こんな情けない世の中になってしまったのだと、私は感じた。
    「守るべきものは何だ」
    「繋ぐべきものは何だ」
    「魂の復興とは何だ」
    その劇は、東区のホールで10月9日と10日に三公演される。
    ただ今、稽古は佳境に入っている。

    シネウィンド様。ぜひこの短編映画祭を開催してください。
    劇団員様。24日には「無常素描」を共有して、決起大会に臨みましょう。
    私たちは大きな力に背中を押されていることを感じますか。
    この劇には、やる意味と使命とがあるのです。

    • コメントする

      サークルで活動するには参加が必要です。
      「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
      ※参加を制限しているサークルもあります。

      閉じる

    • 0
    • 拍手する

      サークルで活動するには参加が必要です。
      「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
      ※参加を制限しているサークルもあります。

      閉じる

    • 2

    icon拍手者リスト

コメント: 全0件