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  • from: クマさんさん

    2012年05月21日 08時17分27秒

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    やってみてよかった

    金冠日食の映像がニュースで流れた。
    和歌山や東京から雲の晴れ間からの金冠日食の映像だった。
    新潟市もそのころからだんだん外が暗くなってきた。
    メガネを持っていなかったので、私は見ることができなかった。
    何事も準備不足と後の祭りはいつものことだった。

    やってみるということを考えた。
    迷っていたら、やってみることだ。
    そんなことを考えた。

    昨日、関屋浜を目指して海岸道路を走った。
    護国神社から関屋浜に向かう時、
    青陵大学の向かいにある松林を走ることにした。
    松林の道は、幾つか交差して続いていたので、
    天辺を走ってみることにした。
    初めてのコースがどこにつながっているかは分からないが、
    走っていたら意外な景色に出会った。

    いつの間にかアカシアや広葉樹林の森となり、
    野鳥の声が気持ちよく聴こえた。
    左手の階段を降りると、水道町辺りの住宅街に続いていた。
    へえっー、こんな道があったのかと、
    新鮮な気持ちで走っていたら、関屋浜に出た。
    そこでは新大のヨット部の学生たちがせっせとヨットの準備をしていた。

    やってみると、何か必ず発見があった。
    やってみないと、何も変わらない人生であるかもしれない。

    14年前になる。
    豊栄市の太田小で地域の人たちと一緒に森と池とのビオトープを作った。
    それも5年がかりだった。
    壮大な構想と、たくさんの人たちの協力と支援を得て、
    子どもたちと大人たちとの想いと願いを実現すべく、
    夢のようなビオトープが造られた。

    昨日の朝、目覚めたらその森の夢を見ていたことに気づいた。
    あれは確かに太田小の森だった。
    「森が呼んでいる。」
    私はある用事で豊栄に行くので、ついでのこの森に久しぶりに寄ることにした。

    グラウンドに入ると、その森たちが笑顔で迎えてくれた。
    驚いた。大きく成長した樹木は、天までとどき、新緑をいっぱい茂らせていた。
    生きていた。盛りだった。伸び伸びとすくすくと育っていた。
    私はその太くなった逞しい幹に触れて挨拶をした。
    私が知らなくとも、私が何もしなくとも、このクヌギとコナラは生き抜いていたのだった。
    「そうか。ここで生きていてくれたのか。」
    何だか感慨深い想いと共に、この樹木たちに励まされるような気がした。

    やってみてよかったなぁ。
    私がこの世からいなくなっても、少なくともこの森は残っていてくれる。
    苗木を植えた時、私の背よりも低く、弱弱しい樹木だった。

    迷ったら、やってみることだ。
    やらない後悔よりも、やってからの苦労を選びたい。
    その代わり、何かがきっと足跡として残されるはずだ。

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