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親父たちよ

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  • from: クマさんさん

    2013年09月03日 15時25分05秒

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    森に居ると

    一瞬にして書き込んでいた文章が消えてしまった。
    がっかりだなぁ。
    しかし、この掲示板はよくある話なのだ。

    ビオトープを夢中になって取り組んでいた頃、
    私は、よく放課後はこのビオトープの森の中にいた。
    ぼんやりとただたそがれるだけなのだが、
    変に心が落ち着いて、癒された。
    「裏の森に居ます。」それがいつもの日課だった。

    この森の木々には、毎年夏になると会いに行ったものだった。
    本当に逞しく成長している姿に感動し、励まされることが多かった。
    黙ってその木の幹に触れると、何だか「よく来たね。」と声をかけられた。
    こんなに辛いことがありましたと報告すると、
    そうかそうかと笑って受け入れてくれた。
    やっぱりブナやコナラには友達のようにして癒された。

    いつだったか、県の代表として文科省の環境教育の講習会に若狭へ行った。
    そこには主に東北の県の代表たちが集まっていた。
    体験を通したフィールドワークが主体だった。
    私は、そのワークショップで驚くべき経験をした。
    自然の命にはそれぞれ生きるための知恵があり、
    生きて行くための哲学があるということだった。

    私たち参加者は、ワークショップの一つ一つから、
    その自然の生命がもつ素晴らしい力を体験を押して感ずることができた。
    そして、活動後の振り返りでは、それぞれの感想を聴きながら、
    自然の見せる多様性について新たな気づきをたくさん得ることができたのだった。

    ぼんやりと庭に出て、草花を見るとはなく見ている。
    それだけでも心が安らぐのはどうしてだろうか。
    日々の忙しさの中で、私たちはこうして自然と向き合うことを忘れでいる。
    しかし、今回のように改めて、森とは人にとってどんな存在であるのかと問い直すと、
    やっぱり人の生活の隣りや傍に、森はあるべきではないのかと思えるようになった。

    しかし、その森と触れ合うことを長い間していない人たちにとっては、
    それは存在しようがしまいがどうでもよいものであるかもしれない。
    私は、そんな人こそ、一度森に入って、静かにたたずんでみてはどうかと思っている。
    森の声を聴く。
    そんな感性で森の中に居るとき、いろいろな声が聴こえるものだった。
    その声を聴き、その声に癒され、その声に学ぶ時、
    私は、生きる道を再発見したような喜びを感ぜられるのだ。

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