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  • from: クマドンさん

    2017年11月23日 07時21分52秒

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    zz@hif

    始めることは、簡単でも、続けることは難しい。
    確かに、始めることもそう簡単ではないが、
    そけでも、やる気が在って、ちょっと勇気が在ったら、
    何とか始めることはできるものだ。
    しかし、そのことを、1年・3年・5年・10年と続けられるかと言うと、
    実は、これがなかなか難しいことだった。

    旧豊栄の太田地域で創った、「太田ハイキングクラブ」がある。
    そのクラブが、今年で20周年目を迎えた。
    凄いことたなぁと、いつも感心している。
    小学校の子どもたちを校歌で歌われている二王子岳に登らせよう。
    そのためには、山登りのトレーニングが必要だ。
    サポートする親たちも必要だ。
    ならば、低山からみんなで山登りを始めたらいい。

    そこで、私が三顧の礼で声をかけたのが、Iさんだった。
    私よりも二つ年上る
    消防団のバリバリの体力と健脚の持ち主だった。
    何と、この二王子を二時間で登ってしまう韋駄天だった。
    そして、バスの運転手は当時のPTA会長さんにお願いをした。
    彼は、百名山を踏破し、今は、二百名山を登り続けているこれまた山の達人だった。

    つまり、核になるスタッフが、その道のプロであると言うことだった。
    次に、お楽しみを用意していた。
    まず、登山初心者のお父さん、お母さんには、絶対バテないペースで登る。
    休憩をしっかり取り、軽食を食べ、お互いにいっぱいお話をする。
    自然の中でどっぷりと居ると、それだけで、人の心は穏やかに落ち着くものだ。
    そんな、山頂に到るプロセスの楽しさを演出する。
    これって、とても大事なことだった。
    「楽しい」ことは、続く。
    「楽しい」ことは、またやってみたくなるだな。

    登山の何よりもの達成感は、難儀してやっと山頂にたどり着いた、あの瞬間にある。
    その「喜び」と「達成感」とを、多くの仲間で共有する。共感する。
    その瞬間、何だかお互いの心の垣根が取っ払われる。
    「仲間意識」とでも言うのだろうか。
    山に一度でも一緒に御同行した人たちは、やっぱり「山仲間」の一員となる。
    そんな「所属感」が、さらなるお互いの「連帯感」を高めるものだ。

    山頂では、和気あいあいと語り合う。
    「語り合う」「分かり合う」このことで、何だか急にお互いが接近する。
    「認め合う」「讃え合う」ということも、深くで繋がる役目を果たす。
    そして、持ち寄った食べ物を、お互いに「分かち合う」ことで、
    何だかとてもとても親近感が湧くものだ。
    つまり、お互いを「同志」として、意識させることだ。

    下山には、「助け合い」「支え合い」が必要だ。
    一番遅い人、下りを苦手とする人、腰の引けた人わセカンドにする。
    20名いようとも、その人のペースに全体が合わせる。
    「自分を言わない」「相手を先にする」そのあ・うんが、登山にはある。
    チームとして「一体感」を抱くためには、
    こうした「相手を先にする」という「思いやり」が大事だった。
    「助けられた」人には、もっともっと「感謝の気持ち」が湧いてくる。

    下山したら、必ず温泉に入った。
    露天風呂で温まりながら、一日の山行を振り返る。
    難儀した想いを、思い出を「共有」する。
    そのことを身体の痛みや疲れとして実感できる仲間は「在り難い」ものだ。
    その温泉は、身体の疲れを「癒す」だけでなく、
    心の疲れやストレスを「癒す」力も持っている。
    「心地よい」その後味は、尾を引くものだった。

    そして、無事に帰ったら、地元の中華料理店で、「慰労会」の「乾杯」だ。
    その日、その夜に、必ずやった。
    みんなにこやかな、晴れ晴れとした顔で集まって来る。
    「座」を囲む。「酒」を飲む。「語る」「笑う」「味わう」
    そこに流れる空気感は、まさに山小屋のあれだった。

    何だろうね。「苦労を共にする仲間」とでも言うのかね。
    実は、山仲間とは、かけがえのない仲間たちになる人たちだった。
    何故なら、みんな一日の山行で、素っ裸になっているからだった。
    「自分らしく」それはかなかった。
    いい格好を見せようとも、そんなことは、山登りには無理なことだった。
    みんな、弱さとの闘いだ。わがままとの闘いでもある。
    だから、素っ裸の自分を見せる。
    自分が「顕わ」になる。それが、山だった。

    さてさて、どうして続いて来たか。
    やっぱり、そうした「裸と裸で」付き合える仲間たちと出会えたからだとね
    私は、想う。

    20年間、Iさんは、そんな山のクラブに育て続けて来た。
    そのことが、やっぱり凄いことだと感謝している。
    日曜日に豊栄でも「20周年記念の懇親会」があった。
    私は、改めて、Iさんと出会えたことに感謝した。
    本当に凄い人だし、凄い山仲間だったのだと、改めて感じた。

    追伸 二王子岳は、中一の時には、嵐で途中で断念をしたが、
       中三の秋に、登頂することができた。
       山頂でO小学校の校歌を高らかに謳った。
       その小学校も、日曜日に閉校式を行う。

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