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  • from: クマドンさん

    2018年05月21日 21時11分17秒

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    師匠たち。

    さてさて、身体だなぁと、やっぱり想った。
    Jさんは、本当に何年振りの登場だった。
    私がどん底の時に、親身になって助けてくれたのはJさんだった。
    彼は、禅の人だ。
    だから、いつもいつもぶれずに肚を据えてそこに居た。
    ぶれていたのは私の方だった。
    勝手なことを言い、我儘を言い、そして、離れた。
    そんなことは、たとえ親友だとしても、あることだと、そう想った。

    そんな離れ方をしたので、何とも気づまりでもあった。
    だから、連絡はしなかった。
    でも、私は、定年退職をした。
    彼は、もう1年間現役で仕事する。
    その激務の中の真っ最中の男だった。

    彼にスイムを習う。
    わざわざ秋葉区の新津から、やって来てくれる。
    月曜日に開いているプールは、鳥屋野潟だけだった。
    彼が迎えに来てくれて、私たちはそのプールに向かった。
    到着は11時だったが・・・・、平日は12時が開館の時刻だと言う。
    1時間あった。
    それで、二人で話した。
    師匠とは、何かについてだった。

    私は、教えられる身となって、習うとは何かということについて考えた。
    今、私が出会っている師匠たちは、
    本当に素敵に、素晴らしく、尊敬できる人たちばかりだった。
    そこで、習うとは何か。本物の師匠とは何かを二人で語り合った。

    スイムのS先生の言葉一つ一つが眼から鱗だった。
    私の泳ぎを観て、一つだけ、「こうやってみて」それだけだった。
    それは、私のクロールの問いとなる。
    私は、そのポイントだけを意識して、泳ぐ、泳ぐ、泳ぐ。
    上手くいかない。分からない。そのようにできない私。
    それでも、彼女の問いとは、私の練習の課題そのものだった。
    彼女の言葉が、私の気付きそのものとなった。

    ヨガの先生は、その先生の姿、在り方そのものが先生だった。
    ああなりたいと、想ってその真似をする私は、
    やっぱり、出来ないし、やれないし、とうていまだまだ。
    でも、その私がたどり着きたいイメージ、姿は、
    彼女が感じさせてくれているものだった。
    そうだよね。
    大事なことは、その姿を弟子たちに感じさせることだよな。

    もう一人のヨガの若い先生Mさんを、
    私は、大好きなんだな。
    この人に月曜日に会える。だから、1週間を生きているかな。
    彼女の在り方、語り方、教え方、ちょっとした仕草や笑顔。
    うーーん。いい。ただ、それだけ。
    実は、60歳のお年寄りには超ハードな内容だった。
    それでも、こうしてやって行けるのは、
    きっと彼女のことが大好きだからだと私は想う。
    ただし、誤解をしてもらいたくはない。
    あの小学生が、担任の先生を大好きなようにして、
    大好きなんだな。
    好きでなければ、その人の教えを素直には受け入れられないはず。

    書道の師匠は、本物だった。
    私は、彼女の筆遣い、息遣い、力の入れ方、抜き方を、
    目の当たりにすることで、身体にそれを入れようとしている。
    と言うか、その筆の動きそのものになりたいと願っている。
    彼女は、私が書いている時、黙って、じっと、見つめてくれる。
    「クマさん、書いたものをもって来てください」
    そこから、彼女の深い深い教えだった。

    「ここは、いいわね」
    「この線、よく書けています」
    でも、何だな。
    いくつか〇を下さった後に、「ここは、こうですね」と、
    実際に私の書いた線の横に、本物の線を書いてくれる。
    それが、何よりもの勉強だった。
    そこに書かれた線や、はらいや、はねが、私への次なる課題であり、問いだった。

    だから、自宅で稽古する時は、
    その朱で直された線を見つめる。
    そう書くためにどうしたらよいのか、それを工夫する。
    それが、この書の師匠だった。

    合唱の師匠のKさんは、とても優しい。
    とにく私の声の響きを褒めてくれる。
    合唱とは、バランスでもある。
    時に、突出してしまう私の声に手綱をかけて、制御する。
    今は、私の声の出番をその場その場で作って下さり、合図をくれる。
    私のバリトンは尊重され、大事にされる。
    ただし、その声は全体の声の響きのベースとしての役割としてだった。
    その兼ね合いを、彼女は、本当によくよくつけてくれた。

    私を、活かすだな。

    私には、4人の女性の師匠がいてくれる。
    そして、スイムでは、Jさんがまた私の師匠となってくれた。
    習うことは、嬉しいことだ。

    これからも、ただ、素直に、言われたままに真似をする。
    その人にはとうていなれないが、
    その人の姿、形を本気になって真似したい。
    学ぶとは、やっばり、真似ぶなんだと、改めて実感している。

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