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  • from: クマドンさん

    2019年11月11日 05時32分38秒

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    鬱の経験から学んだことは

    昨日、鬱から回復し、人生の意味に気付き、
    新たな人生を始められた人の話を聴いた。
    20代から30代に休むこともできず、
    実に多忙な日々で自分自身を酷使して来た。
    突然、その病が発症し、家から出ることもできなくなった。
    仕事ではやれていた自分であるので、
    そんな状況が全く信じられなくなってしまった。

    東京から故郷に帰り、家族からも理解を得ることができなかった。
    しかし、そんな彼女を救ってくれたのは歌うことだった。
    そのことで彼女の魂は回復された。
    その回復された魂に戻るために、その病があったとの気付きだった。
    自分に起こった全てのことは意味がある。
    その意味に気付き、感謝することで、
    自分はこの「いのちの時間」を幸せに生かされている。

    私も、鬱を発症だった。
    まさか、どうして、これは何?
    自分に起こっていることが理解できなかった。
    まず、思考停止だ。
    簡単な文章も打つことが出来なくなった。
    判断停止だ。
    どうしたらよいのか分からずおろおろとする。じっとしていられない。
    人から批判されているような不安感だ。
    次に、全く自信を無くし、子どもの前に立てなくなった。
    いつもそわそわ、おろおろと動き回った。

    まず、眠れない。
    夜中に何度も目が覚める。
    夜明け前が一番不安で、この場から消え去りたくなってしまう。
    6時を過ぎると、仕事に行くために起きねばならない。
    あと5分。あと5分。仕事に行くことが怖かった。
    とにかく、死にたくなる。
    もう、この生活を続けることはできない。
    これ以上、みんなに迷惑をかけることはできない。
    もう、私は、駄目だ。

    私は、年度の切り替わる時、妻に連れられ精神科に行った。
    「鬱ですね。診断書を書きましよう」だった。
    その医師の言葉でほっとした。生きられると思った。
    次の日から、新たな年度の仕事が始められる。
    その大事な時に私は休職をした。
    どれだけの人に迷惑をかけたことか分からない。
    しかし、その年度をまたいだら、私は死んでいたのかもしれない。

    そして、あれから15年たった今、その日のことを振り返る。
    昨日の彼女の話のように、私はそこから長い長いトンネルだった。
    回復への道程は、いつかここに記したいと思う。
    その病の間もここに記録はしているから、
    その日々を読めばより鮮明に思い出されることとは思う。

    鬱は、誰でもなるものだ。
    それも、何だか無理してでも頑張りすぎる人に多い気がする。
    追い込んで疲れ果てる。
    それ以上酷使したら壊れてしまうまで行く。
    しかし、休むことを罪悪と考えている。
    風邪で仕事を休むなんて信じられない。
    自分がその限界をとうに超えて、臨界点に達しているのに、
    心のセンサーが機能せず、ここに至る。

    ある日、突然、コンセントが抜かれ、電源がストップする。
    パソコンの突然のシャットダウンのように。画面は全く黒くなる。
    私は、同じ鬱を経験して善かったと今は感じている。
    それは、現場から降りてしまった自分を責める人たちに、
    そんなこと、みんなあることです。私もそうでしたと言えるからだ。

    この時、独りであることはとても危ないことだったる
    不安な気持ちから自分自身を責めさいなみ、死を選ぶこともあるからだ。
    家族がある意味、唯一の助けとなる。
    家族がその鬱を受け入れ、黙って傍に居て、黙って見守る。
    励まさなくていいし、頑張れとも言わなくていい。
    ただ、いいよ。いつまでも休んでいようよ。
    そうやって休むこと。休養することを肯定してもらう。
    それだけで、ほっとする。

    みんな頑張り過ぎている。
    休むことを怠けること、ずるいことと考えている。
    だから、追い込む。
    自分がそうしているから、人もそうすべきだと、
    人に対しても休まずに仕事をすることをかして行く。

    私は、本当はその逆だったことに、その鬱を通して学ぶことができた。
    休むから、働けるんだ。
    休養するから、活動できるんだ。
    好きなことをしてリフレッシュするから、仕事へのやる気が起きるんだる
    元気が無くなったら、意欲が無くなったら、それは危険なサインなんだ。
    その時は、周りの人たちを気にしないで、
    積極的に休養をとるべきだ。
    例え一週間のリフレッシュであったとしても、
    半年間休職するよりもましではないかと、今は想える。

    そうした発想が、現役時代には無かった気がする。

    昨日の彼女の話を聴いて、私は、あの頃のことが思い出された。
    しかし、家での寝たきり、引きこもりの生活の中で、
    私の絶望は、現場に本当に復帰できるのかの心配だった。
    もう、私は社会人として生きられないのではないかという思いだった。
    休むことで、リタイアすることで、その不安は大きくなった。
    しかし、大丈夫。
    今、私は、退職してから講師として62歳で仕事をしている。
    だから、大丈夫。

    そんな話を、私も語らねばならないと思い、ここに記した。

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