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from: クマドンさん
2020/01/20 05:36:36
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身体に聴いて静かに生きる
身体は、自然そのものだ。
これは、何度も入院した経験から学んだことだ。
私は、この身体のおかげで私として生きている。
そして、今は、いろいろとあったが、
大きな不具合を感じていない。
ある意味、不自由なく生活できる。
こうして画面を見て、キーボードを叩き、文章を書いている。
これって、当たり前のようにして、
自分の身体を使えるからの賜物だ。
土曜日にjazzstreetに行けたのは、
この足が元気に歩けるおかげだった。
あの病室のベッドの上の私の身体には、
その自由は与えられていなかった。
自然であると言うことは、あるがままでいいということだ。
とかく、頭でいろいろと考え悩む。
勝手に妄想して腹を立てる。
人は、自分の不幸を自らが造っている。
そんなことは、一切やめる。
身体だけで生きる。
身体の云うことだけを聴き、そのままを生きる。
庭の花たちと同じことだ。
花たちは置かれた環境と、世話する人の愛情とによって生かされている。
根本は、その花の生命力でもある。
つまり、何も悩まず、何も心配しないでも、
ああやってこの寒風の中でも生かされている。
私の身体も同じこと。
しかし、私は、随分長い間、この身体のことを忘れていた。
この身体を大事に労わる気持ちを忘れていた。
その挙句が、次々と起こった、この身体の不具合だった。
身体は、生き延びるために、ブレーキをかける。
それが、激痛となり、不全となり、不具合となる。
それでも、昔は、それを無視して無理をした。
まだ、無理が効く若さであるなら、それもよかった。
しかし、既に、身体は、歳相応に衰えている。
抵抗力が衰え、機能的にも低下している。
これからは、枯れるための日々となる。
細胞は活性化しつつも、その元気は若い頃の比ではないだろう。
弱っていることを認める。
衰えていることを認める。
しかし、だから、なおさら、身体を動かす。身体を使う。
小千谷のSさんは、82歳。
この寒空を、雨具を着ての四足歩行だった。
身体が、促すのだそうだ。
じっと炬燵の中での老人生活は、
身体も心も歳よりなり、元気がなくなることを感ずるそうだ。
身体は、動くことを求めている。
ただし、歳相応だから、ハードな動きを求めてはいない。
しかし。使わねば、錆て来る。
私は、合唱を休んだ。
観たかったミュージカルを、やめた。
これをやったら、またまた、倒れてしまう危険があったからだ。
身体の云うことを素直に聴く。
日曜日の午後は、ずっとここに居た。本を読んだ。
夕方「麒麟が来る」を観た。感動だった。
ここに居ても、ヨガだけはする。
心のための糧は求める。
ただ、それだけだ。
しかし、それだけでも、幸せだと感じられる歳となった。-
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