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  • from: クマドンさん

    2020年06月24日 06時51分15秒

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    身体のことを想い出そう

    ぼーーっして生きることの気持ちよさかな。
    何もしないことは、何もしていないことではない。
    きっと、何もしていないように見えても、
    何かに気付き、考えているのかもしれないからだ。

    だから、何もしないでキュウリの葉っぱの前で椅子に座って本を読む。
    読んでいるのだから、何もしていないのではないが、
    そうやって穏やかに、眠そうに、ゆったりと、
    その庭の命たちと共に時間が流れる。
    そのことを、焦らない。
    そのことを受け入れる。
    いや、そうあることを気持ちよく感ずる。

    やっぱり気持ちよさなんだと、改めて思った。
    「バカの壁」を読み直している。
    私たちが忘れて来たことは、「身体」のことだった。
    そのことに最近、私も気付き始めた。
    だから、腑に落ちる言葉だった。

    身体で感じている。
    まず、身体が反応する。
    全てはそれから、そこからではないだろうか。
    頭だけで考えている人たちには、
    この「意味」は絶対に分からないはず。
    それは、身体を使って働くことを、低く見ているから。

    思ったことをどんどん実現した都市に住む人たちは、
    思ったこと、考えたことを、優先にする。
    そのことに価値を見出す。
    しかし、幸せになったのだろうか。
    都市に住んでいる人たちの生活に、虚しさはないのだろうか。

    ところが、身体で生活している人たちは、どうだろうか。
    農家の人たち。昔、百姓と呼ばれた人たちだ。
    百の才能・技術のある人たち。
    それは、大工や左官屋さん等、職人さんもそうだった。
    身体の合理的な動き・働きを知っている。
    何も考えずとも、身体が自然に動く。無駄無く、すっすと。

    あの身体の動きの気持ちよさだ。
    我が友Kさんが、昨日のメールにこう書いてあった。
    「人は、汗をかくように生まれて来たのだ」と。
    そうなんだな。
    頭で生活している人たちには、この汗が無い。
    しかし、身体で生活している人たちには、
    この汗を流した後の心地よさが感じられる。
    そうなんだな。
    人は、身体を使い、働くために、生きているのだという気付きと発見。

    では、どうやってその身体を使っているのかの「問い」だった。

    私は、今、「そうだ」と何か思いついたら、
    すぐにぱっと立ち上がってやることにしている。
    「後にしよう」「面倒だなぁ」とは、思わない。
    そんな隙間を身体には与えない。
    「さっと」やる。
    料理したら、食べる前に鍋やまな板をさっと洗って片づける。
    食べ終わったら、さっと食器を運んで、洗って乾燥機に立てかける。
    だから、気持ちよく何でも進む。

    とにかく、庭に出る。
    やる仕事は、向こうから教えられる。
    「雑草を抜く」「枝を剪定する」「花を刈る」「カボチャを受粉させる」
    ぐずぐず言わない。
    そんな意味も考えない。
    まず、考える前に、さっと動く。それでいい。

    ルーテーンを決める。
    朝は、今は3時40分に目覚ましが鳴る。
    ぐずぐずしない。
    さっと起きる。トイレに行く。入れ歯をはめる。ポットでお湯を沸かす。
    そして、パソコンを立ち上げる。
    それから、ラジオをつける。4時前の全国の天気予報を聴く。
    4時からは5分間のニュースだった。
    そして、4時5分から「明日への言葉」だ。
    今朝は小説家の浅井さんの江戸時代の人と植物とのかかわりのお話。

    それから、メールをチェックして、友たちに返信を送る。
    これは、毎朝の私の日課としている。
    その日、その時の、私の気持ち。
    そうした交流が、何よりの嬉しさとなる。
    そして、これを書く。打つ。打ち続ける。

    今朝の小説家の浅井さんが言っていた。
    自分で結末を決めて書きだしても、途中で筆が止まると。
    それは、主人公や登場人物が造り物になっているからだ。
    だから、書きながら、そう来るかと、ワクワクしながら書き進める。
    この気持ち、よく分かる。
    自然に生きるものは、自然の生き方そのものとして、その世界を生きるものだ。
    私のこの「言葉」もそうだった。
    次々と、書き進める。
    途中で止まらない。
    しかし、止まる時は、自然から外れた造り物となった瞬間だね

    その身体の意識の流れのままに、任せて、流される。
    養老さんが言っていたことに、
    人が忘れているもう一つのことは、「無意識」だということだった。
    頭だけで生きている人は、この存在すら気付いていない。
    本当は、この無意識の世界・阿頼耶識の世界が、
    何だかこの身体と一体となって、生きているのではないのかと、私は思う。

    考えたことは、造り物だ。
    それは、妄想であり、虚仮である。
    本当のものは、この自然に在るものだ。
    自然に生かされているこのいのちそのものが、
    在るものとして、ここに在る。
    それに、成りきる。それになる。
    Sさんがよく言っていたなぁ。
    「きなりに成る」と。

    こっちから考えで、あれはどうだ、こうだとは決めない。
    勝手にあれはこうだから駄目だ。あれはああだから情けないとも決めつけない。
    だから、まず、あれになってみる。
    だから、そのまま、きなりになってみる。
    それで、やっとあれも、これも「ああそうだっんだ」と、分かるはず。

    身体で考えるとは、こういうことだと私は考えている。
    つまり、あれである。あれになる。
    そうならないと、そのものの気持ちも感じも分からない。
    だから、不思議だ。
    どうして頭だけの人が、そのものを「分かっている」というのかが。
    そのものと一体にならなければ、
    そのものは何も語らないのに、
    見ただけ、聴いただけ、遠く離れて、そのものを判断し、価値を決める。

    身体を使う人は、決してこんな愚かなことはしない。
    キュウリの鶴と葉と花になる。カボチャの実になる。トウモロコシの雌花になる。
    すると、どう身体を使って手助けすればようのか、教えてくれる。
    それは、むこうも無意識、こちらも無意識。
    間髪を入れない。
    ここで、少しでも我儘な思考が入り込んだらアウトなんだな。

    身体を使って考えるとは、こういうことなのだと私は考える。

    子どもたちに対しても同じだった。
    私は、その子に出会う。
    そしたら、そのまま、その子になる。きなりになる。
    すると、その子にかける言葉が分かる。
    どうしたらお互いに気持ちよくなるのかが感じられる。
    そうしたら、それをするだけ。
    笑顔はもちろん当たり前。
    お互いに気持ちよくなるためには、笑顔と優しさ、それだけだ。

    すると、私は、居ても居なくてもいい人としてここに居られる。
    そして、いつか居てもいいかも知れない人としてここに居られる。
    そのかかわり、関係性は、自然なものだ。
    そうした無意識の空気感で子どもたちは生かされている。
    まさに、花や野菜と近い人たち。

    大人になるとだんだん、足から頭に上昇する。
    そのおかげで、裸足で大地に立つあの心地よさを忘れる。
    頭だけで、人の人を値踏みして、評価して生きる人になる。
    しかし、目は前しか見えないから、自分自身を見れない人となる。
    そうした大人を、たくさん見て来た。
    子どもたちは、そんな大人を哀しく感ずる。
    そんな大人にイライラとする。

    だから、身体を使って気持ちよくはたらく大人を喜んでいる。
    そういう大人のことが、大好きだ。
    それは、子どもがきなりで生きている証だと私は考える。

    「大人たちよ、書を捨てよ、頭を捨てよ」だな。
    「身体を使ってはたらくことの気持ちよさを再発見せよ」だな。
    「身体で考えよ。身体の声を聴け」だな。
    これって、学校や家庭で教えることの反対なことかもしれないな。

    人は、身体と無意識とを忘れて、頭で生きる人となってしまった。
    人は、幸せになるためには、どう生きたらよいのか。
    その「問い」をきっと神様はstayhomeで私たちに与えたのだと私は信じている。
    after新型ウイルスの「生き方」なんだな。

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