新規登録がまだの方

下の[新規登録]ボタンを押してコミュニティに登録してください。

新規登録(無料)

登録がお済みの方はこちら

コミュ二ティポイントのご案内

詳しく見る

親父たちよ

親父たちよ>掲示板

公開 メンバー数:62人

チャットに入る

サークルに参加する

サークル内の発言を検索する

新しいトピックを立てる

サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。

閉じる

  • from: クマドンさん

    2021年01月09日 07時40分35秒

    icon

    50代で考えることとは

    毎日を不要不急で生きている。
    そんな生き方でいいのかなぁと、先輩の女性に話したら。
    「クマさん、いっぱい働いたんだから、いいんだよ」と、言ってくれた。
    「そうだよねぇ」と、何故か納得。
    行く当てもなく、行くべき仕事もないので、
    この大雪には、どこにもでかけないと心に決めた。
    とは、言いながら、昨日は、本町での昼呑みを独りしていた。
    そんな楽しみが出来るのも、不要不急生活を行っているおかげさまだ。

    仕事をするということは、決まった時刻にその場所に行くと言うこと。
    今は、テレワークだと言われているが、
    そんなことができない職種の人たちは、どうすればいいんだの事態だった。
    仕事に行けば、そこでのやるべきことは決められていて、
    そのことを忠実に実行し、成果をあげることが、その目的である。
    つまり、不要不急でその時間を自分のために好きなように使うことはできず、
    時には「やりたくないなぁ」と思う仕事も、やらねばならない。
    その自分の時間を手渡す対価が、賃金なんだな。
    あのお金は、自分の人生の貴重な時間を売ったお金でもある。

    自分の遣り甲斐のある仕事なら、集中してできる。楽しくもできる。
    でも、そうではない仕事だったら、
    「これは、生活のために必要なお金を得るための仕事なんだ」と、割り切るだけだ。
    だから、その仕事で認められるために、身体を壊す必要はない。
    そのことで追い詰められて、心を病んでしまうこともない。
    ましてや、そのために自死をする人たちもいる。
    私は、仕事とは、人生を生きる救けではあるが、
    そのこと自体を人生の目標としてはいけないとも思っている。

    真面目に集中し、黙々と取り組むことはとても大事なことだ。
    私も、そうやって生きて来た。
    「この仕事が、自分の生き甲斐なんだ」そう思うから我を忘れて仕事をした。
    しかし、こうしてリタイアしてからの人生は、長い。
    それも。衰え行くことが予想されるし、そのことが現実となる。
    現役引退してから、どう生きるか。
    そのことを考えつつ、そのことへの準備をしつつ、
    仕事を進めることも大事なことではないだろうか。
    「男は、仕事だ」と、一つの価値観を教えられる。
    でも、「それだけでないよ」と言う自由もあるべきなんだと思う。

    会社や組織で50歳を過ぎたら、組織内リタイアが必要だ。
    いつまでもポストにしがみつき、役職を後輩に譲らず、のさばっている。
    確かに、キャリアがあり、信頼できる実力をもっている。
    だから、その力に見合った待遇としてのポストと給与だ。
    しかし、その50代でも身体の変化は訪れている。
    この時、身体と家族を忘れて生きると、
    60代になってから、悲惨な結果を見ることとなる。

    そのためにも、この50代を滑走期間ととらえ、離陸に必要な加速をすることだった。
    加速と言うと、何だか力が入るようだが、反対に力を抜くことを覚えることだ。
    どかな仕事でも、「自分がいなくても大丈夫」なんだ。
    だから、その年代になったら、後輩を育てることに気を配る。
    仕事の成果があれば、それは興廃若い人の評価とする。
    自分が表立って評価を受けることはない。
    その成果を後輩に譲る。そのために、経験を通して学んだことを伝授する。
    または、そうして仕事する後ろ姿を見せる。
    それができるのが、この年代の人たちだ。

    それから、趣味で使う時間の割合も大切だ。
    その道は、会社を辞めてから本格的にできる道でもある。
    昔の人は、「道楽」とも言っていたが、
    自分が夢中になってやれることや、やりたいとずっと思っていることがあるか。
    それを持っているのなら、今から始める。入門する。弟子になるだな。
    きっと自分に見合った趣味があるはず。
    リタイアしたら、そのことに没頭する時間がたっぷりと与えられる。
    そうなった時、「やることがない」「テレビでも観るか」では、
    何の為の余生であるのか分からない。

    健康もそうだった。
    今、食べている食事が、将来の身体を造る。
    今、やっている運動が、将来の身体を造る。
    今、やっている生活習慣が、将来の身体を造る。
    だから、健康第一にして、仕事は、家族の次の三番目とする。
    つまり、人生の優先順位をどう見直し、修正するかなのではないだろうか。
    「会社のため。仕事のため」確かにそれは、そうだろう。
    別に怠けろというのではない。力を抜く。後輩を育てる。ゆっくりと生きる。
    その生き方をすることで、きっと60代を自分なりに乗りきられると思っている。

    そのことを、誰も先輩たちは教えてくれなかった。
    それは、その先輩たちも50代でバリバリと働いていた人たちだからだ。
    しかし、それは、絶対に続かない。
    いつか必ず衰える。弱る。出来なくなる。
    だから、その時、少しでも自分らしく生きられるためには、
    50代で仕事なんかで身体や心を壊してはいけない、と言うことだ。

    私は、そうやって生きて来たから、そのことは言える。
    仕事オンリーの生活を間違っているとは言っていない。
    ただ、60代・70代を見据えて、今の50代をどう生きているか。
    その「問い」を持ち、自ら少しずつ軌道修正することも大事なんだと思うだけ。

    教えられたこと。そうなんだと言われていること。
    それは、全て正しいと言うことではない。
    そうではない生きる道もちゃんとある。
    そして、そっちの生き方の方が、この長い人生に見合った生き方ではないかだった。
    仕事をしている期間は、人生の一部である。
    退職してすぐに死ぬわけではない。
    それからをどう充実した日々を送られるか。

    そのことを50代は、もっともっと考えたらいいと思う。
    老婆心ながらの提言だ。

    • コメントする

      サークルで活動するには参加が必要です。
      「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
      ※参加を制限しているサークルもあります。

      閉じる

    • 0
    • 拍手する

      サークルで活動するには参加が必要です。
      「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
      ※参加を制限しているサークルもあります。

      閉じる

    • 0

    icon拍手者リスト

コメント: 全0件