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  • from: クマドンさん

    2021年04月16日 08時02分14秒

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    そんな事もあるんだなぁ

    もし、相手の気持ちを感じられない人がいたらどうだろう。
    「こうしたら相手は、こう思うだろう」
    「こんなことをしたら、相手は嫌な気持ちになるだろう」
    人間関係の基本は、相手の気持ちをいかに尊重し、感じられるかではないだろうか。

    しかし、ある人たちには、そのことがとても難しいことになる。
    相手の気持ちを想像できない。だから、理解することは出来ない。
    出来るのは、自分の気持ちや感情だ。
    つまり、創造するためには、多様な違いを認めなければならない。
    しかし、自分だけがこの世界に生きている。
    そんな気持ちや感情の存在すら、創造したことが無い。
    だから、相手に何か言われても、「おかしい人」だと相手を感ずる。
    「これは、こうなんだから、どうして分からないのか」と、相手を責める。
    それは、自分だけを優先に考える結果、こうした事が起こって来る。

    スープを造った。
    何か造っておいてと言われたから、スープを造ったとする。
    すると、そのスープに全く手を付けていない。
    キュウリが入っていたから。ラー油の色が見えたから。
    食感もこの人には特殊なものがある。
    味についてもそうだった。
    だから、見た目で駄目なものは、絶対に手を付けない。
    しかし、市販された料理や、レストランの味は受け入れられる。
    それは、「みんなの味」「普通の味」「当たり前の味」だからだ。
    しかし、見た目が特殊で、味わったことの無い味は、拒否反応を起こす。

    その人がそのスープを造った人の気持ちを想像する。
    「駄目だった」「今度はちゃんと造ろう」「普通の味にしよう」と、
    造った人が思うと、想像する。それって、自分中心。自分目線。
    自分ならそうすると「思った」から、そう思った。
    しかし、造った人は、哀しい人なんだ。
    せっかく造ったのに食べてもらえなかったその人は、哀しく、腹も立てる。
    しかし、この人には、そうした感情が理解できない。
    「どうして、そう考えるんだ」と問うとも
    「私だったら、そう思う」と、いつも「私だったら」「当たり前でしょ」で、
    その先には行かない。

    その人には、このスープを造った人は、存在していない。
    存在して欲しいのは、当たり前の普通の味を造る人なんだな。
    しかし、この反応は、スープを造った人には、予想済みだった。
    「そうなるだろう」は、分かっていた。
    それが、「やっぱりその通り」になったから、ある意味の確認が出来た。

    自分から離れられない。
    自分ではない人の気持ちや感情を想像できない。
    いつも、自分なら。これが普通だ。みんながそうしている。
    そのちっぽけながちがちの範囲から離れられない。
    だから、「ごめんなさい」は絶対に出来ない。
    そうして腹を立てている相手が、悪くて、おかしい人だからだ。
    「どうして、私の気持ちを分かってくれないの」
    「本当に傲慢で、横暴な人だ」
    腹を立てた人が、怒りだすと、怒っているその事だけが頭に残る。
    そんなにその人を怒らせたのは、自分の言動であるのに、
    その原因は自分にあるのに、怒られた。怒鳴られた。それだけが、残る。

    そして、言う。
    「だって、あなだたって、そうじゃない」と。
    しかし、それは「いつ」「どこで」「どんな」ことだったかは、言えない事だ。
    何年前か、数回そんなことがあった事を、「いつも」と刷り込まれてしまう。
    すると、「いつも」が定着して、「そうだ」になってしまう。
    刻まれた記憶は、この人には消すことが不可能だった。
    さてさて、人間関係に困るのは、この人ではない。
    この人は、自分は正しく、相手に非があると思っているからだ。
    「ごめんなさい」という言葉は、この人には存在しない。
    謝ったら、負けを認めることだからだ。

    しかし、この人の性格は、変わらない。不可塑性だ。不変だ。
    その人は、その人を生きることを宿命としている。
    困っているのは、周りの人かも知れない。

    そんな話を友から聴いた。
    「そんなことが、あるんだなぁ」と、不思議に感じた。

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